脳卒中で倒れるも、日報改ざんで労災棄却に激怒した土工、ブラック企業に逆襲

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仕事中にお昼の弁当を使っている時に突然脳内出血に倒れた。当然のように労災保険が適用になると思った。けど、ものの見事に裏切られた。当時は連日遅くまで残業していた。お昼休みも、3時の休憩も全然ないという状況だった。過重労働からくるストレスが発病の原因と主張した。が、元請けはインチキをした。労基署に提出した作業日報は元請けの都合がよいように改ざんされていたのである。

労基署の聞き取り調査で、報告書には過重労働の記述はない。と元請けの主張を一方的に取り上げてしまった。労災申請棄却のハガキが来た。この決定に不服があるときは60日以内に異議申し立てをしなさいと書いてあった。

医者も脳卒中は労災にはならないから諦めろという。医師からそういわれると成す術をしらず、泣き寝入りするしかなかった。退院後しばらくすると過労死の問題がクローズアップされるようになった。脳卒中とか心臓病で倒れる人の原因がストレスが関係している。という事実が証明されてきたのである。

それで福岡でも過労死の問題を扱う弁護士が現れてきた。法律事務所の門を叩いた。が労災は無理とわかる。けど債務不履行で、遺失利益を請求する方法がある。との提案をうけた。しかし担当の弁護士が頼りにならない。見切りをつけて、一人で会社側と争うことにした。一人で簡易裁判所に治療費請求の調停の申し立てをおこなった。
調停員は裁判にしてもあなた一人では勝ち目がない。請求金額を下げて情にすがっていくらか見舞金をもらうことにしなさいという。その時は頷いたが、家に戻るとだんだん腹がたってきた。悔しくて夜も眠れない。そんなときふっと思い出した。

そうだ、以前やらされたことのある手抜き工事の事をばらしてやると言ったらどうだろう。

勤務先の下請けよりも元請けを突いてみよう。武田信玄が川中島の戦いで用いたキツツキの戦法だ。キツツキは木の中にいる虫を背後から突いて音を出し、虫が驚いてでてきたところを捕食するという。

半ばヤケクソだった。週刊誌の読者コーナーへ投稿するような軽い気持ちで投函した。3日後に勤務先の工事部長が慌てて電話してきた。明日自宅へ伺わしてくれと半泣きである。次の日手土産を持参した部長が専務を連れてやってきた。君の条件はすべて飲むから公団にだけは言わないでほしいと懇願された。

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最後に

それからもしばしば見舞金の増額を試みた。しかし、この騒動で僕を抑えることで、元請けと公団の双方に恩を売ることで力を付けた専務は下請け会社ながら社長の座についてしまった。僕を黙らせることで発注者、元請け、下請けの3社は一蓮托生の運命となり。彼らの結びつきはより深くなってしまった。結局、よりしたたかなのは彼らの方だった。詳しくはこちらへ→土木作業員の逆襲

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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