脳卒中、障碍者恋愛考

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障害者は健常者に対して多かれ少なかれ引け目を感じるとともに憧れを持っている。僕にも健常者の彼女が出来るでしょうか?そう真剣な眼差しで聞いてくる若い障害者がいる。別に障害者同士の恋愛でもよさそうに思うが。やはり健常者の彼女がいいという。まあ。これは発病当初は僕もそう思っていた。

さて、障害者が健常者の女性を恋人に持つにはどうしたらよいだろうか。この点は健常者同士の恋愛と同様である。普通に接するのが一番だ。とは僕が中途障害者でそれなりの社会経験があるから、そう言えるのであって、生まれつきの障害者にとっては、そうは簡単には思えないようである。

恋愛などと言うものは好いたの惚れたのと言って大騒ぎできるのは一緒に暮らし始めて1年ほどであろうか。三度三度の飯を一緒に食っていると直に飽きてしまう。後は利害関係に左右される。つまり男が家族を養うというパターンである。障害者であっても女子供を養うだけの経済力があれば、障害の高など大した問題ではない。というのは昔の考えで、今は障害者だって障害年金を受給できるので、自分の食い扶持ぐらいは確保できるのだから、そうそうハンディとも思えない。

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自立しないとデートできない

自分のことは自分でする。これだけは何としてもクリアしなければならない。手足が動かないかないのにそんなことが出来るはずが無い。という反論があるだろう。勿論そういうこともあるだろう。しかし、これだけは自分で死に物狂いでトレーニングするとか。補助器具を使うとか。どうしても出来ないところだけボランティアを頼むとかの工夫をする必要がある。それが嫌なら全面介助を依頼し、恋愛は諦めるしかないだろう。デートや愛の告白のとき、介助者がいてはやっぱマズイだろう。

僕の場合はまず、こう考えた。障害の程度が1種2級だから2級の障害年金がもらえる。月額6万5千円の年金受給が見込めたから自分の食い扶持は確保できる。後は自分の身の回りを自力でするようにトレーニングすることだ。手は右手が動くから身の回りのことはなんとかなる。とにかく独歩はなんとしても確保せねばならない。そのためには死に物狂いのトレーニングがあるのみだ。あまり頑張りすぎないで。などという人がいるが。体のトレーニングだけは辛かろうが痛かろうが頑張るしかないのである。頑張らなくてもいいよ。などと言えるのは他人事だからである。

次には恋愛対象となる女性が必要になる。障害者の周りを見渡せば、リハビリスタッフ、福祉関係者、ボランティア、などなど優しくて綺麗な女性が山ほどいる。この点、障害者は女性と接する機会だけには恵まれている。土木作業員などという男だらけの世界に身をおいていたら、そう思わずにはいられない。いつも周囲に女性がいるというのは漁師や農業者など肉体労働者の世界では夢のような話なのだ。

最後に

自分で自分のことができて、食い扶持も確保しているなら女性と付き合ってもお荷物にはならない。後は気持ちさえ通じ合えば万事うまく行く。後は女性の気持ちを取ってしまえば良い。その方法論についてはさまざまな出版物やネットで公開されているので、そっちに譲るとする。が、本で得る知識やカウンセラーなどの言うことは所詮は机上の空論。絵に描いた餅である。こればっかりは実際の体験を通して学んでいくしかあるまい。

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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