片麻痺・障害年金の診断書について考える

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片麻痺における障害年金認定の基準となるものは、いったい何なのでしょうか。

同じような状態でも2級であったり3級だったりどっちとも言えるような人もいます。

麻痺の状態を調べるための体の部位の計測というものがあります。たとえば関節の可動域とか握力計測や足首がどれぐらい動くとか、足関節の状態とか、POやOTと呼ばれる専門の人たちが計測します。しかし、この計測もだいたいこんな感じというぐらいで明確な基準がありません。各部位の角度を測るにしてもぶんどうぎにを適当にあてるだけで、割と大雑把です。

太腿囲測定

麻痺側と健側の太腿の測定というのがあります。麻痺側が小さく健側が大きいのが普通です。しかし、測り方次では左右どちらも同じということもあります。太腿は柔らかいのでメジャーを強く巻くのと軽く巻くのでは数値が違ってきます。麻痺側が小さく良い方が大きいのが普通ですから、左右の太ももが同じか数値の差が少ないと麻痺が軽いということになります。しかし、たとえ麻痺足の太ももの筋肉が落ちていなくても知覚神経が正常でなければ歩行に支障があります。なので、脳卒中の専門医であればこの点を考慮し麻痺側を小さく訂正して書いてくれます。

握力測定

握力測定でも麻痺側でも握ることはできるので、思いっきり握ると5キロとか10キロだったりします。でも、握ったままで放すことができません。これでは手は使えません。しかし、年金機構の医師は握力があるのと全くないのとでは等級判断に影響が出ると思います。患者は思いっきり握れと言われて、ウンウンうなりながら頑張るので、廃用手でもいくらかの数値はでます。でも、医者から廃用手と言われたなら、握れませんというのが正解です。生真面目なセラピストほど力一杯握れと言います。そもそも廃用手を宣告したならすべてゼロと書けばいいわけですが、そうもいかないようです。

判断は医師がする

計測は医師が自分でする場合もありますが、忙しいのでPOやOTが計測します。彼らは診断書には鉛筆で書きます。後で医者が訂正できるように鉛筆で書くのです。この計測の数値と本人の状態を見て、医者がボールペンで書き込んで正式の診断書になります。POやOTの著名押印では年金機構が受け付けません。診断書が書けるのは医師なのです。リハビリだって医師の指示書がないとできません。針灸マッサージだって保険を使うには医師の同意書が必要です。

 

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医師の意見書がものをいう

身体的な測定も大事ですが、総合的な医師の判断が物をいうようです。診断書を書くのは面倒なものです。後で年金機構から問い合わせがあったりしますから。書くのを嫌がる医師もいます。

<現症時の日常生活動力または労働能力>

ここに労働能力は無しとかかれるか、条件が整えば軽作業は可と書かれるか、軽作業は可と書かれるかで判断に差がでるようです。

医者の診断書というのは司直の手をさえ払いのけるほどの効力があります。イタイケナ障害者にとっては医師というのは神様といえるかもしれません。介護保険、福祉の恩恵を受けるには医師の診断書を求められます。いかに医師との信頼関係を築いていこうかと思案する毎日です。

 

 

 

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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