片麻痺での夫婦生活は難儀する

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片麻痺があると

夜の夫婦生活もしんどいものがある。体位が自由にとれないのが一番の悩みだ。正常位がとれないので、女性上位になってもらう必要があるが、これができないと嫌がるひともいる。そうなるとしかたなく男が片手を突いてのっかるはめになるのだが、麻痺手が使えないので挿入ができないのである。それでも頑張って腰を動かしていると麻痺足に痛みが走る。中断して足を見ると足の指から出血している。感覚がないので布団からはみ出した足が畳とこすれていたことに気づかずにいた。

急いで装具を付けて再度挑むが、すでにセガレはうなだれていて戦闘状態ではない。もうこうなると万事休すだ。素っ裸で装具を付けた我が身を見ると情けなくて涙がちょちょぎれそうになる。これいらい麻痺足には靴下を履いて行為におよぶようになったがこれもまた情けない。女を愛撫でごまかしておくしかない。ガードルやパンストなら色気を感じるが、装具や男物の分厚い靴下はムードのかけらもない。女を口説く時のロマンチックな気分は吹っ飛んでしまう。

未経験だと騎乗位は無理だ

女が処女だった場合、騎乗位をマスターさせるには男の誘導が欠かせない。片麻痺があるとそれができない。口頭で指導するのだが、女が恥ずかしがってうまくいかない。未経験の女が男の上にまたがることじたいがとても恥ずかしいことであるからいたしかたない。しかたがないのでしごいてくれと頼むが下手くそなので快感どころか痛みすら感じる。仕方なくトイレに駆け込んで男のマグマを放出する。

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拒絶されるとき

したいなあと思って妻に抱きついて軽くキスをする。とやんわりと手を振りほどかれて拒否されてしまった。以来妻を誘うことはしなくなった。というよりもまた拒否されたらどうしようと思うと勇気が出ない。付き合って間もないころや新婚当初であれば断られても断られてもチャレンジするが結婚生活も時を経るにしたがって興味を失ってゆく。時々したいなあと思うが誘えない。向こうから誘って欲しいとも思うけど…。そうはならない。湧き上がる男のマグマをどうするか。大人の動画や写真で孤独な作業に打ち込むしかない。

好きな女優やタイプの女性に想いをはせ想像力を掻き立てるしかない。犬や猫みたいに決まった時期だけ発情すれば良いが、人間は1年中サカリがついているので始末が悪い。自分で自分を持て余す。そんな体になってまで、まだそんなことを考えているのかと。誰かに言われやしないかと罪悪感もある。相手があることだからこっちの都合で、思うようにはならない。強引に迫って事を成し遂げても高揚感は薄い。溜まったものを組みだしたという砂を噛むようななんとも言えないような味気ないものになる。やっぱり好きな相手と情を交わしあう方が数倍楽しい。単なる性交ではなく、情交に及びたいものだ。

片麻痺同士ではどうなる

片麻痺者同士がカップルになり結婚した人を知っている。いったいどうやっているのか気になるので聞いたことがある。女性上位でやるという。ベッドの横の壁にもたれたり掴まったりするばなんとかなるそうだ。文字で説明するのが難しいので各々で試行錯誤するしかない。健常者と障碍者の場合でも難儀するのに障害者同士ではなおさらだろう。

再発の危険性はないのか

脳出血の場合は普段から十分な運動をしておれば普通と同じだ。深い飲酒の音や血圧が高い、体調が悪いときには控える。脳梗塞の場合は先天的に心臓に穴の開いた人がいるので、そういう人や心臓に疾患があれば医者と十分に話し合う必要がある。普段から心臓をフル稼働させておいた方が良い。普段何もしないでいるとちょっと運動すると息が上がる。そうならないために時々は速足で歩いたり、水泳をするとか。何らかの運動で心肺機能を高めておくことだ。

脳梗塞になった69歳男性 苦しみを救った愛のリハビリ

 

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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