障害者恋愛のリアル

スポンサードリンク

N子は26歳の在宅障害者。子供はいない。旦那と二人暮らし。杖を突いてやっと少し歩ける。買い物は旦那が休みの日に車で連れて行ってくれる。賃貸マンションで気楽な二人暮らしだから、旦那を仕事へ送り出すと暇だからインターネットが友達だ。障害者仲間の交流サイトに出没したり、メールフレンドとのやりとりも楽しい。

ある時、37歳の既婚のサラリーマンとメールで盛り上がり、あっという間に恋愛モードに入ってしまった。N子は10人並みの器量をしているから写真を送ると相手の男は異様にテンションが上がり、「愛してる」メールを毎日送って来る。N子は障害者だからと打ち明けても、そんな事は関係ないという。
N子も久しぶりに男から「愛してる」と言われて、メールの中でキスまで許しすっかりその気になった。

ショック

男は時間を作って車で逢いにきてくれた。軽食をしてからラブホへ行った。男に介助されて部屋に入ると、男の態度がどこかよそよそしい。男は言った。やっぱり出来ないと。N子は甘えるように「抱いて」と言った。しかし、男は生身の障害者を目の当たりにして「ごめん、できない」と言った。N子はショックだった。

ああ勘違い

脳性小児麻痺のT君は30歳で独身。麻痺の程度は軽い方で手帳は3級。清掃関係の仕事についている。
ある時、ネットで知り合ったAさん25歳、1種2級。在宅障害者の女性とメール交換をするようになった。T君はA子さんにすっかり夢中になった。遠距離だった二人はやがて障害者のオフ会でリアルな世界で顔を合わせた。A子さんは可愛い顔をしておりいよいよT君は彼女にのめりこんだ。

T君はここで勘違いをしてしまった。A子さんがリアルでも会ってくれたので、これは自分に気があり付き合いを了承したとかってに思いこんでしまった。まだ告白もしていないのにである。それからT君はA子さんを拘束するような態度に出た。今日はどこに行ったかとか。誰と会ったのかと。イチイチ煩い。

スポンサードリンク

急いては事を仕損じる

A子さんは、まだ彼女にもなっていないのに、自分の彼女のようにふるまうT君をうっとおしく思い、メール交換は終わってしまった。こういうケースは多々ある事で、男は若いうちは良く勘違いをする。T君ももっと落ち着いて行動すればよかっただろうに。とは言っても恋愛モードに入ると興奮して冷静さを欠いてしまうのが恋愛といものだ。自分も他人の事をとやかく言えない。過去に幾度も同じような体験をしている。

The following two tabs change content below.
まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

まこっちゃん

最新記事 by まこっちゃん (全て見る)

スポンサードリンク