脳卒中、嫌われ者の過緊張だが、無いと困る。

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川平法にしろボパーズ法にしろCI療法にしろ、

受け入れてくれるのは障害者手帳の等級で1種4級~6級とか麻痺の程度の軽い症状しか受け付けてくれないと聞いたことがあります。これぐらい軽いとちょっと見には健常者に見えてしまいます。ある程度手足は動くわけですから別にボパーズや川平法、CI療法でなくてもやる気がある人は自分で治してしまいます。脳卒中のリハは自主運動でないと意味がありませんから自分でやるしかないのです。

僕の場合は1種2級ですから。もう諦めなさいと言われました。実際の所足の緊張が強くて、腰を落として膝を曲げて歩く練習をすると。アキレス腱がまるでピアノ線でできているかのようで、腰を落とすとビーンと跳ね返されるのです。こういう状態なので、医者が緊張を緩める薬を処方しようかと言い出しました。しかし、この薬はフランス製で、正式な認可がおりていませんでした。要するに実験台なのですね。医者は医学的好奇心から投薬を提案しますが、怖くてできませんでした。

緊張が強いと足が突っ張って

とても厄介なのですが。弛緩剤などの薬で緊張を緩めてしまうと体がコンニャクのようにフニャフニャになって、よけい悪くなります。嫌われ者の緊張ですが。これはなくてはならないものです。緊張したり、緩めたりをうまい具合に使いながら人は動くのです。

麻痺も軽いとね、一緒に頑張りましょうとPTも腕まくりします。改善が見込めて、自分の実績になるのですからそうなります。カンファレンスの時に、誰誰さんは一人で杖ついて歩けるようになりました。と報告できるので、どうしてもハイテンションになります。麻痺が重い人の場合は、ほぼ相手にされませんでした。リハビリ室にいっても。自主訓練をしてくださいといわれるだけです。

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自分でやることが大切

患者はPTから手足を屈伸してもらうのがリハビリだと思い込んでいるので、自主訓練と言われると、あの先生は何も揉んでくれないと不満タラタラです。しかしPTから動かしてもらってもリハ効果はありません。あくまでも自分の意思で。ウンウンうなりながらも自分でやらないと効果はありません。

でもね、麻痺側を揉んでもらうととても気持ちが良いので、多くの患者が望みます。重い麻痺の場合は装具屋さんぐらいしか相手にしてくれません。仕方なく自己流のリハビリに取り組むしかありません。もう馬車馬のようになって歩行訓練をするしかありません。毎日々これでもかというぐらい頑張ってもほぼ改善はないです。こんなの。事馬鹿馬鹿しくてやってられないとリハのシャッターを下ろす人も多くいました。

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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