みなし年金は記録が出ると減額になる

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昔、消えた年金問題というのがありました。

厚生省で手書きだった頃の書類が出てきたのです。このことが大きな問題となったのです。

古い記録が出てきたので、年金をもらえるのに実際は少なく受給していたことになります。大騒ぎとなり社会保険事務所の倉庫に保管されている紙の書類が徹底的に調べられました。過去にさかのぼってもらえることになりました。記録漏れが。わずかな額でも数十年分ですから。馬鹿にならない金額です。

これから年金特別便という制度ができて記録漏れが見つかった人には封書でお知らせが届くようになりました。僕の所にも来たので、見てみると若いころの記録がいくつか列記されていました。年金が増えると僕は大喜びして福岡東社会保険事務所を訪ねました。

大勢の人が押し寄せ事務所の中はごったがえしていました。やがて名前を呼ばれブースの中に入りました。係員が計算してみると、僕の場合は逆に3万円ほど減るというのです。僕は椅子から転げ落ちそうになりました。でも、ある思いが頭をよぎりました。10代の日給は400円とかでした。それらを合算して平均値を出すと減るのではないかとの思いです。

みなし年金

障害年金は「みなし年金」ですからね。6ケ月の加入でも20年として計算されます。厚生年金はかけた年数の給与の平均値ですから。少ない数値が加算されて平均値は下がります。

そんなことは最初から言ってくれないと困るので、苦情を言うと。責任者がやってきて謝りました。それで、こういうのです。手続きはしません。現状維持にしておきます。封書が届いても無視してください。電話があっても自分のものではないと言ってくれと提案しました。それから何度か新しい記録がでてきました。電話がかかってきました。そのたびに違いますと返答してしのぎました。

再計算

しかし、65歳になると今度は障害年金を選ぶか老齢年金を選ぶのかを迫られます。計算してどちらか多い方を選択できます。するとここでも消えた年金の記録があるので合算して計算しましょうといいます。昔のを合算すれば減るので現状維持をお願いしました。じゃあ、念のために計算する。そういうので計算するとわずかに増える。そういうので、再計算を選択しました。これで面倒な手続きから解放されたと思っていたら2日後に速達がきました。日本年金機構の東京本部で、正式に計算すると減額されるというのです。

それでまた書類を変更することになります。こことここに記入してくれと付箋が付けてあったので、なんとか助かりました。書類には再計算を希望しない旨の意思表示をしました。年金機構が本人の承諾なしには変更できません。ですから再計算を希望するもしないも本人の自由です。

年金の審査のシステムがどうなっているのか。どうやって障害の等級は決められるのか。全てがベールに包まれています。社会保険事務所でも場所によって対応が違います。また社会保険労務士でもこういうトラブルの回避の仕方はしらないでしょう。これは本人が経験してみないと絶対にわかりません。遺族年金や寡婦年金受給者では消えた年金が出てきたので。数百万円の請求書がきて泣いている人もいます。

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年金制度は特に複雑で素人にはわかりづらい

結局、年金機構の言うがままにならざるをえません。いうがままにされないために我々も勉強しなければなりません。知らなかったでは済まされません。

福岡社会保険事務所からデータが盗まれて、膨大な個人情報が流出しました。ですが年金機構は誤っておしまいですよ。「謝って済むなら警察はいらない」と言いたいところですが社会的弱者の見本のような障害者には国家の意思には逆らえません。泣く子と地頭には勝てない。とかいいますもんね。

障害者は社会に甘えている。そういう人もいます。そういう面もあると思います。でも社会復帰しようと懸命に努力している人も大勢います。ですが、脳疾患関係だと気の遠くなるような時間と忍耐が必要です。でも、泣き言を言ってもしかたありません。AIの発達で今後は世の中どう変化するのかわかりません。名の通った大企業ですら淘汰される社会状況です。今できることをしっかりやるしかありません。こちらを参照

各位の健闘を祈る

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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