脳卒中リハ、麻痺側を動かせ

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結局のところ、

麻痺側の手足を動かさない事には片麻痺のリハはどうにもならない事に最近、やっと気づいた。麻痺側を自分の意思で動かすことが理学療法だとは聞いてはいた。しかし、完全麻痺なので実感としてわからない。多少の動きがあれば動かしようもあるが、麻痺が重いと鉛のように重い手足はうんともすんともいわない。しかたなく動く方の足で懸命に歩行訓練をするしかない。

動かないでも悪い方を使えとセラピストから注意されることもあったが、麻痺が重いと本当に動かしようがないのである。放置しておけば関節や筋肉が固まるというので、時々動かない左手を右手で動かすぐらいしかできなかった。

変化を感じるようになったのは

腰痛対策で始めた水泳を始めて3年後ぐらいだった。水泳のコーチが麻痺足が動いているというのである。自分では何も感じない。動く方の手足で泳ぐと、麻痺側も釣られてかすかに動いているようだ。それでも何も感じない。

それで、ある日、麻痺側の手足も使って泳いでみようと思った。どうやっても動かないので、水面に体を叩きつけるようにするとかすかに動いた。しかし2メートールぐらいしか泳げない。そして死ぬほど疲れる。体をローリングさせると麻痺側を使うのが楽というのもわかった。

あれから4年が過ぎた。

少しづつ続けていた成果が出て、麻痺側を動かして25メートール泳げるようになった。昨日から25メートールを20本=500メートールを泳ぐことにした。麻痺手はいくらやっても動かないが、肩は動いている。足は動いている感覚が少しでてきた。

プールサイドに座って、足を水に入れてブラブラさせる。バタ足を5分~10分。足を上げて歩く水中歩行を60分。するようにした。麻痺側をなんとかして動かさないと。筋肉が縮んで健側の筋肉を引っ張るので体が歪んでしまう。

泳いでいると体は真っすぐに伸びている。体全体を動かすから縮んでいる麻痺側をストレッチする効果もある。水中で足を上げてあるくので股関節や中殿筋が動く。これは自分でマッサージする効果がある。4番腰椎辺りの筋肉が動くので、痛いような気持ち良さがある。

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水中では転倒しないので多少無理な運動をしても大丈夫だ。

泳いでいると体重も軽くなるので動かしやすい。この前の耐えられないような腕の痛みも治まってきた。麻痺側を動かさないと良い方の体にも影響が出るのだろう。片麻痺者にとって麻痺側を自分の意思で動かすということはとても大切なことであると痛感する。

腰痛、肩や腕の痛み。整体やマッサージではその場しのぎしかならない。自分の体は自分で治すしかない。麻痺側を放置しておくのは良くない。いずれ訳の分からない痛みとして自分の身に降りかかってくる。麻痺側の運動を舐めていたツケが今回ってきている。自分の麻痺は自分で治す。そういう自覚が必要だろう。

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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