水泳が片麻痺リハビリに効果があるのかを考察する。

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最近、足の感覚が戻ってきました。30年以上全く感じなかった足の感覚が少しづつ戻ってきました。戻ったといっても微々たるもので、治ったとは言えませんが歩行が楽になりました。長時間歩いても以前のような片麻痺独特の疲労感はありません。手は動きませんし、感覚もありません。ただ強い緊張は軽減しました。しかし、緊張が強いと腕がひきつることは同様で、廃用手のままです。歩行時にダラリと下がったままですが、ひきつったりL字型に曲がらないだけでも歩行が楽です。まあ、片麻痺は永久に治りはしませんが、慣れることでADLの向上につながります。

モンキーウオーク

これまでPTの意見を参考に一人で自主訓練を27年間も続けてきて、改善がなかったのに、水泳を始めてから改善があったのか、ただひたすらに曲がらない膝を曲げて歩く練習をしていたのにです。色々考えてみるのですがわかりませんでした。あるPTがモンキーウオークで歩けといいます。人間は猿から進化したので、進化の過程の昔の記憶をよみがえらせるというのです。なるほどこれは説得力があると感じ、モンキーウオークで屋外歩行訓練に汗をかきますが、10年経ち20年経っても変化はありません。そもそも突っ張りが強いとモンキーウオークそのものができません。

 

人類の進化は海から

そこでさらに考えてみることにしました。猿の前は何だったのか。人類は海の中から誕生したと言われています。魚類から爬虫類へそして哺乳類へ。34億年を経て現在の我々がいるといわれています。進化論を信じるならそうなるのでしょう。

人間は妊娠から出産までの間に、母親の胎内で進化の過程を再現し生まれてくるそうですね。ということは脳のどこかに遺伝子が継承されていることにほかなりません。

2億の精子が突入

そこで生命の誕生とはどのような物か考えてみましょう。お父さんのオシベがお母さんのメシベとくっつきます。2億匹の精子がお母さんの子宮の中にある卵子に向かって突入するそうです。自分の遺伝子を残そうと2億の精子は必至で泳いで、一番早くたどりついた強い精子だけが、卵子の中に入ることを許されるそうです。頭の先端から特殊な酵素を出すと卵子の窓が空いて入れるそうですね。1匹の精子が入ると、後は全てクローズされるそうです。この段階でもう我々は激しい生存競争に見舞われているのですね。人間は生まれてくるだけで非情な幸運に見舞われているのでしょうか。自分はツキがあると思って人生を諦めない事が肝要なのかもしれません。

こうして、1匹の精子だけが卵子に突入すると子宮の中を転がってある場所で受精卵となり細胞分裂が始まるそうです。細胞は次々に分裂を繰り返し60兆もの細胞として人体が形成されるのだそうです。この手の情報はネットを探せばいくらでも出てくるので、興味のある人は自分で探されてみると良いでしょう。

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我々人類はどこからやってきたのでしょうか、

このように人類の進化というものを見てみると、生命体の発達に重力というものがかかわっているのではないでしょうか。母親の胎内にいる時も羊水という海の中にいます。水泳で泳いでいると重力を感じません。水中にいると一時的に無重力の状態にちかいので、この状態が歩行改善に関係があるのかもしれないと想像してしまいます。

手足は連動するように出来ています。なので足を動かすと手も吊られて動きます。両手足を交互に動かす方がスムーズにいきます。そんな風に人の体ってできているのですね。
麻痺側を動かすって超、超大変です。まるで庭石のように重くて硬い肩が行く手を阻みます。水泳の場合、腕よりも肩が動かないとどうにもなりません。

最初は片側だけで泳いでいました。2年もすると連続で800メートールは楽に泳げるようになりました。やがて、全国水泳大会に出るとタイムは遅いのに片麻痺の部でいつも1等賞の金メダルです。なんでかと言うと出場者が僕一人なのです。片麻痺で水泳大会に出ようという人は滅多にいません。しかし、いくら早く泳げても地上に上がるとよちよち歩きの人がほとんです。

やがて、麻痺側を動かさない事には泳ぐにしろ歩くにしろどうにもならないことに気づきました。なので、7年前から麻痺側を動かす練習を始めました。

庭石のように硬い肩を動かすには強引に肩を回すしかありません。地上でこんなことをすればひっくり返りますが、水中だと転んでも痛くありません。ですから体ごと水面に叩き付けるように泳ぎます。これは死ぬほどキツイので2メートールしか泳げません。これを繰り返し練習すると距離も伸びてきます。しかし25メートールを泳ぐのは至難の技でした。疲れたら途中で片手だけで泳いだり。
25メートールを麻痺側も動員して泳ぐとハアハア息が切れます。1分休んで折り返し。これを32回繰り返します。1時間かかります。

8年ぶりに片麻痺水泳の動画を撮ってもらいました。2012年に撮った動画と比べると肩が動くようになったのがわかります。最初は石のように硬かったものが動くようになりましたが、残念な事に腕が曲がって伸びません。この腕の曲り歩く時も泳ぐときも本当に厄介です。片手だけで泳ぐってマジ大変なんですよ。有料のリハビリも受けたいけど、食うのにカツカツで、月額3500円のプール代の捻出がせいぜいなのです。
2020/10/11

2020/09/21

水泳を始めたきっかけは腰痛と片麻痺から来る異様な背中の張りで、布団から立ちあがるのもやっとになり病院、整体、整骨院、鍼などやっても一時しのぎでしかありませんでした。腰のダルさと言葉にできない異様な疲労感で、このままでは寝たきりになるのではないかという恐怖心にかられて水泳を始めました。最初は死ぬほど苦しかったです。左の麻痺側の肩は石のように硬くて動きません。麻痺手がダラリと水中に下がり、水の抵抗を受けるので、なかなか先に進みません。もう必死で良い方の右手を狂ったように動かすしかありません。掻いても掻いても進みません。

2012/08/21

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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