脳卒中片麻痺で、ベランダ西瓜に挑戦

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ベランダで西瓜を作ろうと思ったのは、若年性脳卒中後遺症者の機能訓練教室で空中西瓜を作った事である。しかし、1年で機能訓練教室は終了した。弦を棚に這わせて園芸用バスケットの中で西瓜を実らせた事が忘れられずにベランダで西瓜を作ってみようと算段した。

西瓜というのはご存知のようにアフリカのカリハラ砂漠が原産地だ。なので非常に日光を好む。それと水はけのよさも必要。ですから午前中しか陽が当たらないベランダで西瓜を作るのがそもそも無理がある。自前の畑が無いのと、半身不随なので左の手足が麻痺で動かないので地面に屈めない。畑の中に入るには大変な苦労がいる。などの理由で露地栽培を諦めた。

平成17年にベランダで西瓜栽培を始めて以来毎年挑戦するようになった。ベランダでは日当たりが悪くてソフトボール大までなればいいほうで、だいたいテニスボール大ぐらいの大きさ。日当たりを確保したければ外に出すしかない。しかし、外に出すと収穫直前に盗まれる。自前の畑があるか、庭付き一戸建ての家でもあれば簡単な話なのだが。

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移動式立体栽培

高層集合住宅住まいで西瓜を作ろうと思えばベランダで栽培するか、または台車にプランターを乗せて移動式にするか、色々悩んだが、移動式栽培を選んだ。盗難防止用の柵を付けるのだ。

前回使用したパイプ式の簡易温室ではなくて、プラスチック製の簡易温室を購入した。100円ショップで売っているメッシュを買ってきて簡易温室の周囲をグルリと囲った。ただ片方だけは空けておかないと弦の誘引や水やりができないのでとりあえず3方を囲って西瓜が大きくなってから全面をメッシュで囲った。朝エレベーターで下に降ろして夕方部屋の横の通路に置いた。今度は小玉西瓜の苗を植えた。この時の西瓜が一番大きくなったし、甘味も十分だった。

西瓜が完熟するのに必要な温度は1000度ぐらいだそうだ。平均気温30度で30日はかかる計算になる。しかし、平均気温30度と言えば8月を待たないとならない。6月~7月の平均気温はもっと下がって27~8度ぐらい。28度で計算すると約35日となる。着果してから35日目に収穫すれば完熟となる。開花から45日で収穫という目安もあるという。

普通の露地栽培の場合、弦が4~50センチ伸びたぐらいでピンチ(摘む事)し、脇芽が出てくるので、これを2本伸ばしてやる。実を着けるのは15節以上に成らせる。1番最初に成った実は摘み取って2番目以降に成った実の中から玉の勢いの良いのを選んで、他の実は摘み取る。1本の弦に2~3個ぐらいの実を付けさせる。

弦を2本仕立てにした場合1株で4~5個ぐらいの実を着けさせるそうだ。あまり沢山実を成らせると小さくて大きくならないという。玉勢の悪い実を間引いて玉勢良い実に養分を集中させるのだと園芸書には書いてある。

立体栽培の場合は露地栽培とは少し違う。親弦をピンチしないでそのまま伸ばして1本仕立てとし、25節目に1個だけ実を着けさせるそうだ。つまり光合成のためにそれだけの葉数が必要だという事になる。西瓜の葉っぱは25センチぐらいあり、畑一面に広がっている。あれだけの葉数をプランターの立体栽培で実現するには不可能な事である。

プランター栽培でも日当たりの良い地面に置いて弦を一杯広げさせて葉数を確保すれば大きな西瓜が成ることができる。ただし、適切な灌水と施肥が必要ではある。プランター栽培の場合の水やりと施肥はほんとうに難しい。ベランダという限られた空間で行うにはさらに難しい。詳細はHP西瓜リハビリへ

最後に

日照時間を確保するために開地上におろしていた。大きくなってさあ収穫と思ったら直前に盗まれることを3度経験した。大玉が盗まれたときは1週間は落ち込んだ。もう一度挑戦しようかとも思うが。盗まれたり台車をいたずらされたらと思うと手がでない。自分の土地をもたないというのは悲しいね。

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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