ある人妻からの相談

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「中年のネットラブをテーマに小説を書いています。私とメールを交換しませんか」
こんなメッセージを中高年の交流を目的としたメールマガジンに流した。すると数人の人妻から強い関心を持っているので出版したら報せてほしいというメールをもらった。そしてその中の一人から悩みを打ち明けられたのである。

「実は、友人がネットラブにはまっています。彼女からその内容の一部始終をきかされ相談にのったりしていますが、私一人では荷が重過ぎて。誰かに聞いてほしいのですが、こんなこと誰にも言えなくて。いっそ見ず知らずの人の方が良いと思い、ネットラブに詳しそうな貴方に聞いてほしいのです」

とこんな風にして、ある42歳の人妻とのメール交換が始まっていった。メールの内容はただの親善メールから徐々に内容の濃いメールへと移行していった。そして彼女から相談を受けている友達の日記をメールで送るから読んでほしい。そしてこれをネタにネットラブ小説を書いてほしいという不思議な以来を受けたのである。

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その問題のネットラブは以下のようにして始まったという

<初めまして、私は46歳になる平凡な男です>
「 始めに謝らなければなりません。○○の人を、と書いて有りましたが私は△△△に住んでいます。なぜMLを書いてしまったのかそれは二つのことが私にどうしてもこの手紙を書かせてしまったのです。ひとつは、貴女が、○○の女性と言うこと。○○が好きで何度かそちらの方に行った事が有るのですが、○○の女性の物腰には今の人にはない雅な風情が有るような気がしてならないのです。

ふたつめは、貴女が出したMLを見たときに何故か私の心に問いかけているような、そんな気がしてならないのです。自分勝手なことばかり書いてしまってすみません。せめて一度だけでもMLをいただけませんでしょうか。普段はもう少しジョークがいえるのですが…。
○○も○○に似ている所があり、なかなか良い所ですよ。○○○に××と云うところが有り、その頂上から見る□□湾と街並みの景色はすばらしいものがあります。貴女にもぜひ見ていただけたらと思います。とりとめのない事ばかり書いてしまいましたが一度MLをいただけたらと思っています」
あなたに初めて抱かれたあの日のこと…
〇月×日
今日初めて貴方に逢った。車に近づいて行く時が一番緊張した。貴方にとって私がるのかが解らなかったから車に着いてドアを開けてからは、話をしたり道を教えたりしていたから、大丈夫だったけどホテルに着いて部屋に上ってからが、また緊張しだした。

貴方が山の写真を出してきて見せてくれたから少しましになりました。写真は美しいものばかりでした。この写真を見終わってしまったらどうなるのだろう。メールに書いてあった通りになるのだろうか。このまま見終わりたくないという気持ちと見終わったらどう成るのだろうという気持ちが交差していました…

 

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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