脳卒中リハビリ考

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お盆は雨や曇りが多く外歩きもそんなに苦にならなかったが、今日からまた暑さが戻ってきた。いつもなら屋外歩行訓練を兼ねた買い物に行くのだが、今朝はちょっと坐骨神経のあたりが痛いので、部屋にいる。
腰のあたりから足の外側ににぶい痛みがある。4番~5番腰椎とは、また違う箇所の痛みだ。右腕も痛いので右腕を動かすと腰から足の横まで痛みを感じる。こうして体全体はつながって動いていることを実感できる。

これまで27年間もひたすら膝を曲げて歩くことを念頭に歩行訓練をくりかえしていたが、なんの変化もなかった。いくら足だけを訓練してもダメなのだ。体全体を動かすと体幹についた枝のような手足も自然と動く。人間の足は1本で8キロ~10キロもあるそうだ。これを動かすには体中の筋肉を総動員しないとダメなのだ。

大腿四頭筋の筋力をいくらアップしたところで、歩行の改善にはならない。歩行には腹筋、殿筋、中殿筋、背筋、大腿四頭筋、内臓、血管などなど肉体のすべてがかかわっている。それらを脳が絶妙にコントロールして、人間の運動はなりたっている。だから全体を動かして歩く訓練をした方が良い。

麻痺が改善するには、まず感覚が戻らないと、どうしようもない。足の裏が地面をとらえる感覚が感じられないと訓練もやりようがないのである。麻痺足に感覚がもどらないことには自重をささえることすらできない。自転車コギや矯正台で改善した話をきいたことがない。

リハビリは時間との戦いでもある。神経の回復には恐ろしいほどの時間がかかる。どころか治らないというのが医学界の常識である。それならば新しい神経回路の構築をせねばならない。何億年もかかって人間は進化してきたのだから同等の時間が必要だろう。

何億年も人は生きられない。だから実質治らないことになる。しかし、わずかに残された神経回路の破片が、脳のどこかに残っているかもしれない。そういうものを断片的につないでいけば改善があるのではないだろうか。希望的な観測であるが、そういうものもちあわせていないと、気の遠くなるような時間が必要なリハビリには耐えられないだろう。

痛いから、暑いから、辛いからと、運動のシャッターを下ろしてしまえばどうなるか。言われなくても当事者たちはわかっている。

クロスパル古賀は今日までお盆休みである。この一週間することがなくて困っていた。明日から営業だが、金曜日は巡回バスが出ない。いくならセニアカーだ。往復8キロあるのでバッテリーの充電もしっかりした。

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最後に

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午後はサンリブの二階のマッサージに行こう。30分2500円かかるがメンテナンスはかかせない。整骨院に行くとわずかな金額で済むが、揉むのが下手過ぎて話にならない。麻痺も慢性化するとセラピストよりもマッサージ師が大事。障碍者のマッサージ師よりも、それ一本で食ってる健常者の施術師を探すのが難しい。PTOT柔道整復師は多いが手練れのマッサージ師は少ない。それも近場だからなおさら難しい。

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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