恋愛観の変化に戸惑う人々

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今は第4の産業革命と言われている。第1は農業の発明であろうか。第2が19世紀にイギリスで起きた蒸気機関の発明。第3がインターネットの普及した現在で、第4はこれからはAIの時代を迎える。簡単に言えばそういうことだろう。麦飯に下駄ばきに、汲み取り式便所の子供時代を経験した僕たち(昭和25年生まれ)にとっては現在のインターネットの世界は夢の中にいるようである。これにさらに人工知能が加わるとこれからどういう社会が到来するのか想像だにできない。

以下の文章は、新旧パソコンのデータ移行においてドキュメントの整理をしていたら出てきたので、インターネット黎明期にこんな文章を書いていたのかと懐かしく思いこれに掲載してみた。

<恋人たちの熱い電子メール>

我々は今、人類がこれまでの歴史上で経験したことの無い、メディアの大変革期にあると世界中の高名な近未来予測者たちが口をそろえる。筆者自身もインターネットに接続し、その利便性を実感するにつけ、そう思わずにはいられない。メディアの革命は人間心理をも革命せずにはおかない。特に、電子メールという安価で誰でもが、気楽に参加できる媒体の出現により、既存の価値観ではとうてい考えられなかったような夫婦観、恋愛観、社会観が急速に人々の意識の中に浸透しつつある。

最近、メールを通じて知り合った男女の間で、さまざまな事件が発生し、殺人事件へと発展することも珍しくはなくなった。特に、福岡地裁の某判事の妻が40歳という分別のある年齢にもかかわらず、交際相手男性の女性メールフレンドに嫉妬し、その女性に対して「やっつけてやる」などといった脅迫メールを送り続け、警察から検挙されるという事態に発展している。これはまた、違った意味において司法の信頼性へのゆるぎというおまけまでついて、世間の強い関心をひいた。

再び、東京高裁の43歳になる判事が、インターネットの出会い系サイトを使って14歳の女子中学生を買春した。そして、警察に逮捕されるという事件まで起きてしまった。社会のエリート層と言われる人々ですら、この電子メールというものに翻弄されているとしか思えない。冷静沈着さが売り物の法曹界ですらこの体たらくである。メールなど、たかがパソコンオタクの妄想に過ぎない、などと悠長なことは言ってはおられない。企業も行政も政治もこのメールという不思議なものの存在を、もはや無視するわけにはいかないだろう。

これまでにはとうてい考えられなかったような、人間心理の変化を観測する上で、格好の条件をそなえているのが、インターネット上で人々を夢中にさせている、ネットラブと呼ばれる新しいコミュニケーションスタイルだ。本稿は、その、インターネットラブに焦点を絞り込んで取材をした。また自らも実際に体験して、現代人の深層心理に潜む飽くなき性への欲求をえぐり出した、最新かつ衝撃のドキュメントである。

(筆者は、西日本地方在住の40代後半の自由業者である。インターネット界の慣習にならって匿名とする。また、ネットの中は虚実交えた情報が飛び交っており、その真偽のほどを確かめる術はない。どこまでが本当で嘘なのかは読者自身が文面から判断するしかないのである。数行の文字のやりとりから人が簡単に殺されてしまう。生きてゆくのが大変難しい時代になったと言えよう)

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最後に

そうそう思い出した。福岡の裁判官が起こしたメール事件が確かにあった。そして東京でも同様の事件があった。でも人間だからしょうがないよね。(しかし臆面もなく、こんなもの書いていた自分が恥ずかしくもある)

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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