長生きは幸せなのか不幸なのか、ご長寿のため息

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この前、NECダイレクトで買ったノートパソが今日届く。
予定なんだけど、パソコンのセットアップからネットの接続設定とか各種サイトへIDとパスワードの保存とかややこしい作業が待ち受けているので気が重い。データの移行もあるし。パソコンを新しくするのって大変すぎてパソコンもネットもいらないと言いたいけど。ネットが使えないと生活がなりたたないから引き返せない。日常の食料品の買い出しはリアルでもできるけど。本とかパソコンとか重たい物とか。その他モロモロはネットショッピングが便利だもの。特に高齢者などの買い物難民はネットが必需品。

SNSでのコミュニケーションが取れなくなるのも不安だし。テレビだけの情報じゃ満足できない。リアルでコミュニケーション取ろうとすれば移動のための交通費とか飲食費も必要だし。経済的に苦しい高齢者はリアルで付き合える人もいない。デイケアーに行くという手もあるが、ああいう場所は活気がなくて暗いのでよけい気が滅入る。せめてスポーツジムで水泳とかだと良いのだが。老人ホーム、デイケアーは御飯食べさせてもらえたり、入浴介助から爪切り、はてはお昼寝の時間まである。至れり尽くせりなので、自分で何も考えなくてよい。

家族は、老人が家にいると心配なのか手がかかるのが嫌なのか。デイケアー行きを進める。受け入れ先の施設側は安全第一だから危ないことはやめましょうと、直ぐ車いすをもってくる。若いスタッフが利用者に元気を出してもらおうとおどけてみせるが反応はない。ジェネレーションギャップで当世風の笑いのツボがわからずに下をむいたままのお年寄り。こういう何もしないで一見楽そうだが、日中動かないでいると夜が眠れない。もう9時ごろには布団をかぶるので夜中に目覚めては何度も寝返りを打つ。

やっぱり人間は昼間に労働をして夜寝るのが基本だと農作業に勤しむご長寿は、オレは介護なんか受けねえと鼻息を荒げる。しかし、これが不幸な結果を招く。街に買い物に出たり病院に行こうと愛車を引っ張り出したは良いが。ブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでいて、大惨事を招くことが連日のように報道される。

市役所からは元気で長生きしましょう。と定期的に健康診断の案内が届く。でも、病院もお金がかかる。わずかな年金をやり繰りして整骨委員などへでも行こうものなら。「正しい整骨院の利用の仕方」という赤い封書が届く。病院代の明細も送られてくる。要するに、病院へはあんまり行くな。と暗に言われているようなものだろう。
しかし、一方では長生きしろと健康診断までしてくれる。介護保険料はバッチリと年金天引きで、保険料は随時引き上げられる。働いて収入を得ようと意気込んでも体が動かない。第一、いまどき肉体労働者の出る幕などない。苦しい作業はロボットが代行してくれる。何もしないでいると筋肉も脳もおとろえてゆくばかりだ。

インターネット社会で便利にはなった。しかし、ITスキルもなく学識のない者はどうしたら良いのやら頭を抱えるほかない。田舎に猫の額ほどの土地を相続すると税金が発生するし。NHKは受信料をよこせと腕まくりしている。団地に住んでいて、団地住民との交流はゼロなのに隣組費を取りに来る。ケータイを解約する時も1万円ぐらいの違約金とられる。家にいても収入の道はない。健康で長生きするのも幸せとばかりも言えない。老後破産という現実が待ち受けている不安もある。

難しい時代になったもんだとため息をつきながらパソコンが届くのを待っている。

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まこっちゃん

まこっちゃん

元自動車会社工員、配管工、自動車洗車場、呉服担ぎ屋、土木作業員

昭和61年、琉球大学キャンパス内で架橋工事中に突然脳内出血に倒れる。
以降左半身不随の後遺症が残り1種2級の身体障碍者となる。

昭和64年(平成元年)リハビリセンターで入所中に知り合って交際していた女性職員と入籍。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)へ転居。彼女が働き、家事全般は夫がする暮らしを始める。生活費は折半。いわゆる「主夫」となって今に至る。

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